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事務局ブログ/2020-01-10

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昨日の4会派による知事要望について

 野党といえど、20人が集合すれば、やはり迫力はすごい。
 知事の回答を録音起こしをして気になったのは、ワンフレーズごとに知事が「しっかりと」を連発していること。ワンマンとか、暴走とか思われることを気にしているためか。

 無所属の会の菅間進会長が、原発や美術館の問題を例に、県民の中にある多様な意見をよく聞くように求めたが、これまで県政に関心を持たなかったような層、グループらが急速に知事の政策に目を向けはじめているところに最近の特徴があるように思います。

 美術館の問題に象徴されるように、地元の河北新報が連日報道し、県民の関心も急激に高まっています。
 本日の河北の「持論時論」に宮城大准教授の小地沢将之氏が「施設の全体像説明不足」の投稿を寄せているが、その中で県が動機としている最大のものが、国の補助制度にあり、一般的な公共施設の長寿命化なら国の負担は27%で、集約化・複合化の場合は45%で、どうせなら国から多くもらえる方を選択した方がよろしいのでということで進められていることを喝破しています。
 知事の一存で医療センター跡地と宮城野原の運動公園の一部を2012年に等価交換したこと。取得した県有地を遊ばせるわけにはいかなくなり、老朽化した県民会館の建て替え地にまず考えたこと、しかし面積的に余裕があることと、国が推進する集約化・複合化方式をとれば、県負担は少なくて済むこと、そこで県有施設がないかを検討し、白羽の矢が立ったのが県美術館だったのです。

 ああなんと安易で、自分勝手な論理で突き進もうとしていることか、情けなくて無性に腹が立つ県政だ。



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